それでは、ちょっと考えてみてください。

ここで『お金を掛ければ!』と考えられた方・・・残念ながらアウトです。いやいや、確かにいきなり100本のバラの花束をもらっちゃったりしたら、それはインパクト抜群ですし、嫌な気になる女性はいないでしょう。
でも、花の音的にはアウトと言わせて下さい。なぜなら、そこには思う気持ちと創意工夫が足りないからです。
贈られた方が家に帰るまで、重い100本のバラの花束を抱えている姿を想像してみて下さい。また、家に帰ってからその花束を飾ろうとしても、100本も生ける器を持っている方はほとんどいません。小分けして飾るのも手間が掛かりますし、器の数も必要になります。
そう考えると、大切な方に渡すプレゼントとしてはあまりに思いやりに欠ける気がしますし、安易過ぎるプレゼントと言えるのではないでしょうか???

そして、その「創意工夫」は身近であればある程効果を発揮するようです。決して難しくは考えないで下さい。男性は、とかく若い時は背伸びをしたがりますし、大人になれば見栄を張りたくなったりしがちです。「身の丈」という言葉がありますが、まさにこの場合の「創意工夫」も「身の丈」の範疇でという事を念頭に置いて下さい。無理は禁物です。「身の丈」を超える演出は、失敗への直行便に乗ったも同然です。
常日頃から大切な方をよ~く観察する事が第一歩です。
例えば、何色がすきなのか?どんな服装を好むのか?お部屋の雰囲気はどうか?この3点を知っているだけでも、大いに役立ちます。 |